1月31日(金)映画「星に語りて~Starry Sky~」上映会開催!

「星に語りて~Starry Sky~」
2011年 3月11日 障害者の状況と支援者の活動を描く劇映画

 舞台の一つは、岩手県陸前高田市。高台にある共同作業所「あおぎり」では、津波の直接的な被害は免れたものの、仲間の一人を失って落胆する利用者たちを女性所長が励ましながら、一日も早く障害のある人が日常を取り戻せるように一歩を踏み出そうとしていた。また全国障害者ネットワークでは、東京、秋田、岩手、福岡など全国のグループが連携して支援活動を始めようとしていた。そんな矢先、「障害者が消えた」という情報が入ってきた。多くの避難所をまわっても、障害のある人の姿がほとんど見当たらないというのだ。

 一方、福島第一原子力発電所事故によって避難を余儀なくされた地域の一つ、南相馬市では、避難できずに取り残されている障害のある人の存在を知った共同作業所「クロスロードハウス」の代表らが、自らの手で調査に踏み切ろうとしていた。しかし、各地の障害のある人の安否確認を進める中で、彼らに立ちはだかる障壁があった。それは、個人情報保護法によって開示されない、障害のある人の情報だった。法律によって守られる人権と、一刻を争う人命救助との狭間で苦しむ支援者たち。全国障害者ネットワークでは、この障壁を打ち破る手立てを模索していた。(上映時間115分)

日  時:2020年1月31日(金)
     午後2時開演(開場:午後1時30分)
場  所:新宿区立障害者福祉センター 2階会議室
定  員:100名

主催:新宿区精神保健ネットワーク連絡会
共催:新宿区障害者団体連絡協議会(社福)新宿区障害者福祉協会
後援:新宿区
お問合せ:オフィスクローバー TEL03-3365-4177

※入場無料・事前申込不要・副音声・字幕有
※関心のある方、どなたでもご参加いただけます。
※お車でのご来場はご遠慮下さい。

チラシはこちら


 2011年311日午後24618秒、宮城県の牡鹿半島東沖で発生したマグニチュード9.0のわが国観測史上最大の地震。東日本大震災による傷跡は、未だに人々の心の中に深く刻まれています。しかし、1万8千人を超える死者の中で、障害のある人の死亡率が全住民の2倍だという事実を知る人は少ないのではないでしょうか。この映画は、当時を知る証言者たちへの取材に基づき、その知られざる実情を山本おさむ氏の脚本と新進気鋭の松本動監督によって描き出す群像劇です。実力派俳優陣に加え、障害当事者を出演者として起用し、人間味あふれるドラマが繰り広げられます。